異常気象

異常気象

2010年の夏の日本の平均気温は、平年より1.64度高く、統計開始以来、最も暑い夏だったことが、気象庁のまとめでわかった。
気象庁によると、6~8月の平均気温は、平年と比べてプラス1.64度で、統計を取り始めたのは1898年からで、以降113年間で、最も高くなった。
中でも、8月の平均気温が高く、全国154カ所ある計測地点のうち、77カ所で最高値を更新した。
気象庁は、この暑さは30年に1回程度で起こるとされる「異常気象」に当てはまるとしている。
記録的な暑さの理由について、気象庁は、日本上空の冷たいオホーツク海高気圧や寒気の影響をほとんど受けなかったことなどを挙げている。
この暑さは、9月の中ごろまで続く見込み。